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台湾は、太平洋上の島国です。正式な名称は中華民国と言います。1911年辛亥革命後清朝が崩壊、中国大陸では、孫文を指導者として、国民党主要政党の中華民国政府を設立、その後日中戦争を経た後、国民党と共産党は内戦が再勃発し、その結果、1949年、台湾で中華民国が政権を続けます。数百万人以上の大陸出身者が台湾へ行きました。大陸では中国共産党が中華人民共和国を設立しました。このような歴史により、台湾と中国大陸は、文化的にかなり根深く繋がっています。台湾では、中国大陸福建省からの早期移民が使っている閩南語を台湾語と定義して、家庭や社会にも広がっています。しかし、一般的には、台湾中国語を根強く使い続けています。台湾では、台湾中国語を「華語」「国語」と言います。
| 【台湾の中国語と大陸の中国語は殆ど同じでも違いはある】 |
言葉としては、台湾では、もともとの移住民は大陸の福建省の閩南語を使いますが、1949年以後大陸からの“外省人”は北京語を使います。そのため、現在の台湾社会では、北京語を汎用しています。台湾の北京語は、文法は北京語とまったく同じですが、発音は台湾の独特な訛りがあります。その訛りは、主に3点あります: 1)舌の使い方が北京語より簡単:北京語での「巻き舌」で発音する4つの発音:”zh”,”ch”,”sh”,”r”は、台湾では、巻き舌をしないまま発音します。この点については、外国人、特に日本人にとって、発音が簡単になっています。2)単語については、台湾の早期移民の閩南語などを吸収しています。しかし、数はそんなに多くはありません。3)外来語の訳は、大陸の北京語と違うケースが多いです。
| 【台湾中国語は4声と軽声の5種類の変調があります】 |
「台湾中国語は発音が難しい」、中国人以外の人々はみなそう言いますが、その難しい原因は、たぶん、台湾中国語の初期階段で、周辺の音を参考として、それは、人類の声ではなく、波の音や、鳥の鳴き声や、風の音などを真似て作った声と言われています。かなり原始的な発音ではないでしょうか。その後、同じ音の「同音字」がかなり多くなり、区別するために、発音の声調を作り出したと考えられています。そして、「4声」が誕生しました。「1声」(又は「上平声」と呼びます)、「2声」(又は「下平声」と呼びます)、「3声」(又は「上声」と呼びます)、「4声」(又は「去声」と呼びます)と「軽声」という独特な5種類の発音で「同音字」を分けます。これらを4種類の符号で表現します。
例えば、 「まー」と言う音は、高くて強くで発音すると「嗎mā 」:疑問助詞です。 低声調から高くて強く発音すれば「麻má 」:麻です、 最初に高い声調、それから、低い声調、また高い声調で発音すると「馬mǎ」:馬です、最初に高い声調、その後低い声調に変化すれば、 「罵mà」:罵るです、気を抜いて、軽くて短くて発音すると 「嘛ma」:自分の意思を強調する意味を示します。台湾中国語には、元々第5声の「入声」が、ありますが、時代とともに変化して、この発音は、だんだん無くなってしまいました。この「入声」は、研究により、日本語中の「促音」のようなもので、この事を考えると現在の台湾中国語の中に促音の様な発音がないことがお分かりになるでしょう。
| 【スペリングの概念は、母音と子音の組み合わせです】 |
台湾中国語では、日本語或いは英語中の「母音」は「韵母」と言います。「子音」は「声母」と言います。下記の「母音リスト」と「子音リスト」中の「台湾中国語当て字」は、同じ字の5種類の声調「1声」、「2声」、「3声」、「4声」と「軽声」の順番で漢字を選んであります。□の符号は常用の当て字がないケースです。「母音」で口型を作って発音を用意して、その口型で「子音」を発声するのが「スペリング」で、台湾中国語では「ピンイン」と言います。日本語の50音と違うのは、台湾中国語には、ピンインの発音の数は400音以上の発音があります、4声を含んだら、1000音以上があります。これが、台湾中国語の発音の難しいところです。
| 【台湾中国語アクセントの独特な波と記録符号は数種類あります】 |
台湾中国語の発音を符号にしたのは、19世紀のヨーロッパからの宣教師たちで、ローマ字で発音符号として台湾中国語を表音します。その中で、もっとも有名なのは、ウェブスター氏(Noah Webster) 及びジュンネス氏(Daniel Jones )です。彼らは、最初に、台湾中国語の地名を英語で書きました、これを「ウェブスター音標」と「ジュンネス音標」言います。この「ウェブスター音標」と「ジュンネス音標」で、台北はTaipei、上海はShanghai、香港はHongkongになって、世界に広がってしまいました。しかし、このような音標はあくまで英語の発音基礎に基づくものですから、実際の発音と、その差は大きすぎます。中国人は、20世紀に入ってから日本語のカタカナ、ひらがなと朝鮮のハングル文字を参考にしながら「注音符号」を発明しました。大陸では、その後50年代に国際音標を参考にしながら「漢語ピンイン」を考案しました。70年代、国連は、その「漢語ピンイン字母」を中国の地名、人名の表音符号として採用しました。台湾では、ずっと「注音符号」や「ウェブスター音標」や「ジュンネス音標」や「国際音標」を使っていますが、90年代後半から、台湾教育部認定の「通用ピンイン」がだんだん広がり、現在では、殆どの学校では、「通用ピンイン」を採用しています。台湾では、昔から影響ある地名や人名は、昔のローマ字つづりを続けています。たとえぱ、台北は、「Taipei」などです。その他の昔のもの以外は、台湾の地名と人名は、「通用ピンイン」で表記しています(大陸では、「漢語ピンイン」で表記します)。大陸の「漢語ピンイン」と台湾の「通用ピンイン」、「注音符号」および日本語の発音の対照は以下です。「母音」と「子音」の発音法は、別々にリストします。
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